本製本で作る卒業・卒園アルバム
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
卒業アルバム、卒園アルバムにおすすめなのが「本製本」です。
「ハードカバー」「上製本」とも呼ばれます。写真のように、厚紙を布や紙でくるんだ表紙の本です。
ネット印刷の定番といえば、二つ折りした紙をホチキスで留めたシンプルな「中綴じ」や、雑誌や文庫本と同じ「無線綴じ」ですが、小説の単行本や画集などでおなじみの本製本も発注可能です。「無線綴じ」や「中綴じ」に比べると納期がかかるので、早めに打ち合わせ、見積もりを済ませておきましょう。
※本製本制作の場合の窓口は下記になります。
▼法人のお客様専用お問合せ窓口
本製本は本来の本の姿?
本製本は、無線綴じの外側を、さらに厚紙で作られた表紙でくるんだような製本方法です。無線綴じは「本製本」と対比して「簡易製本」と呼ばれることもあり、そもそも「本製本」の簡略化バージョンとして普及していったものです。
印刷機がここまで普及する前の欧州では、簡易製本の本を製本職人のところに持ち込んで、オリジナルのハードカバーの表紙を作る習慣がありました。
今では無線綴じはあらゆる分野で活躍している大変ポピュラーな製本方法ですが、文芸や美術書などではいまだに「本製本」で本作りをするのが定番です。
本製本は長期保存向き
「本製本」は、見た目が豪華なだけではなく、本文を湿気や埃から守って本を長持ちさせる役割を果たしています。文庫本や薄い雑誌をカバンに入れていると、荷物の中で曲がったり汚れがついたりしたことはありませんか。
本製本ならちょっとやそっとの力では曲がらないですし、表紙が本文よりやや大きく作られているので、本文の小口が外部と接触しないようにしてくれます。
持ち歩いても、書棚に置いておいても、本文を綺麗なまま保存してくれるのです。一生の思い出となるアルバムにぴったりの製本方法です。
カラー印刷と併用で綺麗なアルバム作り
本文は、無線綴じに出来る紙・印刷方法であればどんなものでも本製本にできます。写真を綺麗に見せたいアルバムには、コート紙やマットコート紙がおすすめです。紙にインクの発色を向上させるコーティング剤が塗布されており、つるつるした質感です。
パルプの質感をそのまま生かした上質紙よりコシがあって、湿気にもやや強い傾向です。
コピー用紙と同じくらいの厚さ90Kが、カタログや雑誌などでは定番ですが、アルバムはもう少し重厚感が欲しいので、110Kを選択するといいでしょう。
もっと豪華に仕上げたいという方は表紙に箔押しがおすすめです。
一生の宝物となるアルバムを作りましょう。
箔押しオプションについては下記もあわせてご覧ください。
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