ミシン目入り用紙の用途や加工、通販価格

ミシン目入り用紙とは

ミシン目入り用紙とは、カット・分割できるようミシン目があらかじめ入っているオフィス用紙です。
レーザープリンター、インクジェットプリンター、複合機などあらゆるプリンター機で印刷できます。

ミシンの種類は切り離しが容易に出来るマイクロミシン仕様で、ミシン目の切り口がきれいで目立ちません。スパッとすばやく切れますので事務作業を効率的に進められます。また、平判加工で小ロットからでもソフトに合った印刷位置、ミシン目が入る位置、サイズをカスタムすることが容易です。

業務ペーパーのミシン目入り用紙は日本製の高品質PPC用紙、上質紙を使用しております。PPC用紙のほかに、もう少し厚い紙のミシン目入り用紙が必要なら、厚口の上質紙70Kのミシン目入り用紙がお薦めです。

枚葉式機械で加工しますので、小ロットのご注文も可能です（お問い合わせください）

ミシン目入りコピー紙のメリット、デメリット

メリット

1. 1枚物の紙で、複写伝票より低コスト
2. 出力専用ドットプリンター（左右に穴がついた用紙）が無くても、どんなプリンターでも印刷できる

デメリット

印刷インク、トナーの使用量が増える点がデメリットといえます。

ミシン目入り用紙の用途

2分割マイクロミシン1本入り用紙

• 源泉徴収票用紙
• 納品書
• 送り状等の帳票印刷用

3分割マイクロミシン2本入り用紙

• 給与明細書
• 納品書
• 申込書
• 送付書等の帳票用

他にも席札、プライスカード、POP、切り取りチケット、サービス券、問診票用紙、結果表用紙などさまざまな用途があります。

ミシン目の種類

一般的に「通常ミシン目」「マイクロミシン」の2種類のミシン目があります。

通常ミシン目　3×0.5mm

見た目にミシン目が入っていることがわかり、容易に切り離しが可能ですが、切れ目がやや目立ちます。切り離したときにパリパリと音がする、確実に切り離しが出来る、厚手の紙にも対応可能なことが特徴です。

貫通している為、強弱の調整はできないミシン刃になります。

普通ミシン刃（3mm=切れている長さ、0.5mm＝つながっている長さ）

マイクロミシン　0.35×0.15mm

マイクロミシン2本入りの3分割ミシン目入り用紙

ミシン目が入っていることがわかりにくく、スパッと切り離せます。
紙を折り曲げずに切り離しができるため、事務作業の効率を高める利便性が、マイクロミシンのミシン目入り用紙が人気の理由といえます。
切り離した紙も、ミシン目が目立ちにくく、切り取ったように見えない裁断面のきれいさが最大の特徴です。

ミシン刃の刃先が針先のように細かく、貫通しにくくなるため、厚い紙（110Kg以上）には不向きです。調整によって強弱が可能ですが、弱いと切れにくく、強いとすぐ切れてしまう事があります。

マイクロミシン刃(0.35mm＝切れている長さ、0.15mm＝つながっている長さ)

ミシン目入り用紙の加工

業務ペーパーでは、下記のようなミシン目入り用紙の加工を承っております。

• 厚い紙のミシン目入り用紙（上質180Kまで可能）
• 色上質（色着き）の用紙にミシンを入れる
• B5サイズ、B4サイズ、A3サイズも対応
• 指定した位置にパンチ穴を入れる
• 指定した位置にミシン目を入れる
• 折ケイ、スジを入れる

様々なカスタムに対応しております。ぜひご相談ください。

折ケイ、スジ入れ加工

ミシン目のほかに折ケイ・スジ入れ加工が出来ます。
ミシン刃をスジ刃に差し替えることにより、紙にトムソンのような折ケイを入れる事が出来ます。商品ラベル、ヘッダー、席札等に利用されます。

上質紙135Kgまでは加工可能ですが、深く太くは入りませんので厚紙は対応出来ません。折り曲げたい位置を記す場合に有効ですね。

スジ刃

ミシン目入り用紙　通販価格の一例

ミシン目入り用紙の通販｜業務ペーパー