投稿日:2022.10.19

小冊子とは?作り方は?企業による小冊子の効果的な活用方法をご紹介

小冊子とは、50ページ以下ほどの少ないページ数でまとめた、手軽に作って配る本のことです。

文庫本サイズとかA4くらいのサイズで作られることもありますが、A5サイズほどが手にしやすく利便性に富んでいます

 

パンフレットやブックレットも小冊子の一種と言うことができますが、一般に「小冊子」と呼ぶ場合にはもう少しページ数の多いものを想像されることが多いです。

 

この記事では小冊子の作られ方と企業による活用方法をまとめています

顧客を増やしたい、問い合わせを増やしたい企業様には特に役立つ内容となっています。

 

小冊子は、営業に活用すれば問い合わせや見込み顧客を増やすことができ、リクルートに活用すれば企業の志望者を増やすことにもつなげられます。

可能性にあふれた小冊子の世界を見ていきましょう。

 

小冊子の作り方は?3パターンの製本方法がある

小冊子はページ数が少ないため、ページ数の多い本ではできないような製本方法も含め、さまざまな製本方法を選択することができます。

ここでは小冊子の代表的な3パターンの製本方法をご紹介します。

 

小冊子の製本方法①中綴じ

中綴じ

 

中綴じ(なかとじ)とは、見開きにしたページの中心部分を針金で綴じる製本方法です。

1枚の紙で4ページ分になるため、冊子のページ数は4の倍数になるのが特徴です。

 

中綴じはページを開きやすいので、見開きのレイアウトで写真などを印刷しても見やすいのがメリットです。

 

ページ数が多くなると中綴じはできなくなってしまうため、ページ数の少ない冊子に向いています。

 

パンフレットや製品の取扱説明書、フリーペーパーなどに多く使われます。

 

中綴じの冊子はホチキスで手作りすることもできるため、安っぽく見えてしまうのがデメリットです。

 

小冊子の製本方法②無線綴じ

無線綴じ

無線綴じ(むせんとじ)とは、針金や糸を使わず接着剤でページの背を固めて、表紙で包む製本方法です。

本の厚みに合わせた背表紙ができるのが特徴です。

 

無線綴じは中綴じと異なりページは開きにくく、中心部分(ノド)が隠れてしまいます。

そのため、見開きの写真などは見え方を考慮し、ノドのヌリタシなどを行いデータを入稿します。

ページ数が多くなればなるほど厚みが増すので、ノドの隠れる部分は多くなります。

【詳しくは 画集を自費出版したい方へ。格安の費用で、よりアーティスティックに のページをご覧ください】

 

無線綴じは一般的な本の製本方法なので、無線綴じで作った小冊子は本らしい格式を持つことができます。

 

小冊子の製本方法③PUR綴じ

PUR綴じ(ぴーゆーあーるとじ)は無線綴じの一種ですが、特殊な接着剤を使います

冊子を開きやすくするため通常の無線綴じよりも強力な「PUR系ホットメルト接着剤」で本の背を接着します。

 

見開きのページも見やすくなり、ノドの処理が簡単になるメリットがあります。

PUR綴じでは手で押さえなくてもページが閉じにくいという特徴があります。卒業アルバムなどを想像してもらうとわかりやすいでしょう。

 

PUR系ホットメルト接着剤には高い耐久性があり、耐熱耐寒性に優れているという特徴があります。

ですので、劣化しづらく長期保管する冊子や、配布するまでに持ち歩く機会の多い冊子にはPUR綴じが向いています。

 

また、PUR系ホットメルト接着剤は分離、除去が容易でリサイクル性が高いという特徴も持っているため、環境保護の観点からもおすすめです。

環境への配慮をアピールしたい企業での小冊子作成に活用すると特に良いでしょう。

 

らく楽自費出版工房では、別途お見積りで対応しております。お気軽にご相談ください。

⇒こちらからお問い合わせください。

 

企業による小冊子の活用方法とは?5つの事例をご紹介

小冊子の利用は企業の営業活動などにとても効果的です。

事業の内容を紹介したり、サービスを紹介したり、リクルートに役立てたりと使い道はさまざまです。

 

小冊子を効果的に用いることで、顧客を増やし、見込み顧客のリストを手に入れ、社員満足度を向上させ、優秀な新入社員を獲得することができます

小冊子を作成するだけで、費用対効果の高い施策を行うことができるのです。

 

ここからは5つの事例をご紹介し、小冊子活用のイメージを掴んでいただけたらと思います。

 

①FPが保険の解説小冊子を頒布。保険の問い合わせが増加

FPが保険の解説小冊子を頒布。保険の問い合わせが増加

 

最初の事例はFP事務所での小冊子活用方法です。

 

ファイナンシャルプランナーのMさんは保険に関する小冊子を制作し、相談に訪れたお客様に配布しました。

すると小冊子を読んだお客様から後日保険の問い合わせが来るようになり、契約の増加に貢献しました。

 

お客様が知りたいこと、わからないことをまとめた小冊子を作り配布することで、興味を持って小冊子を読んでもらうことができます。

小冊子を渡したその場ですぐに成果に結びつくものではありませんが、後から小冊子を読んだお客様からお問い合わせをいただくことができます。

 

専門的な知識を解説する小冊子では、難しい印象を与えないようにカラーイラストを活用し、漫画風にしたり絵本風にしたりすると、親しみを持って読み進めてもらいやすくなります。

保険契約に関する不安点や不明点を解消することができると、この事例のように問い合わせが増加し、契約に至ることができるでしょう。

 

会社紹介の小冊子を作り就活中の学生に配布。志望学生の後押しに

二番目の事例は、採用活動での小冊子活用方法です。

 

中小企業のK社は会社紹介の小冊子を作り、説明会に参加した学生に配布しました。

説明会の場ではK社が第一志望ではなかった学生にも小冊子を読んでもらえて、志望者数が例年より増加、優秀な学生の採用へとつながりました。

 

企業の採用活動にはお金がかかるものです。

しかし小冊子を活用することで、効率的に企業の魅力を紹介し、学生の志望動機を高めます。

本来は他の企業を志望していた学生まで、自社の虜にすることができるのです。

 

採用活動に使う小冊子には、自社で働いている先輩社員がどのような一日を送っているかや、自社がどのような事業を行っているかを詳細に書くと良いでしょう。

先輩社員がどのようなプロジェクトに参加しているか、成功体験もいくつか掲載すると、やる気のある学生が集まってきやすいです。

 

イラストよりも写真を掲載し、実際に自分が働いた未来を想像しやすくすることがポイントです。

 

③工務店にて注文住宅の小冊子をプレゼント。見込み顧客のリストを集める

三番目の事例は、注文住宅を建てる工務店での小冊子活用方法です。

 

I工務店では、「まだ住宅を建てるな」とインパクトのあるタイトルの小冊子を作成しました。

住宅を建てる時に注意すべきこと、業者の選び方、費用を抑えるコツなどを紹介する小冊子です。

新聞にチラシを挟み、希望者に小冊子を無料でプレゼントすることにしました。

 

小冊子のタイトルが大きなインパクトを与えたお陰で反応は上々。

プレゼントの応募がぽつりぽつりと集まり、さらに小冊子を読んだ人から口コミで他の人へも紹介が広がりました。

 

小冊子の希望者のリストを作り、見込み顧客のリストとして管理。

リストを元に営業をかけ、見事成約へと結びつきました。

 

小冊子を活用することで、高単価商材の販売をするための見込み顧客リストを集めることができるのです。

 

高単価商材のリスト集めでは、自社への信頼を醸成するために正確な知識をふんだんに伝えることと、誠実な印象を与えるデザインが大切です。

自社から商品を購入しようと思ってもらうため、「信頼」を一番重要視して小冊子を製作します。

 

イラストはかっちりとした印象を与えるものを選び、実際の社員の写真なども載せると良いでしょう。

お客様の事例紹介も、自社へ注文した場合の「未来」が想像しやすく、契約へと結びつけやすいポイントです。

 

④社長が会社の歴史を紐解いた小冊子を作成し社員に配布。愛社精神の醸成に役立つ

四番目の事例は、社員の離職率を低下させるための小冊子活用方法です。

 

P社では社長が自ら、自社の歴史やこれまで携わったプロジェクトなどを振り返る小冊子を作成しました。

社長自らの言葉で語り、自社の輝かしい面ばかりでなく、創業期の苦労話や失敗談なども隠さずに執筆しました。

 

この小冊子を社員に配ったところ、それまで遠い存在だと思われていた社長が身近な存在に感じられ、また、自社の苦労を知ることで愛社精神の醸成に結びつき、離職率が低下しました。

また、社員のモチベーションアップにも役立ち、業績が向上しました。

 

社員に配る小冊子では、拙くても良いので執筆者自らの言葉で包み隠さず語ることが大切なポイントです。

そうすることで親しみを持ってもらえ、自社への愛着が湧きます。

 

⑤法律事務所で相続に関する小冊子を製作。相談件数の増加に結びつく

⑤法律事務所で相続に関する小冊子を製作。相談件数の増加に結びつく

 

五番目の事例は、法律事務所での小冊子活用方法です。

 

H法律事務所では、無料相談会の際に相続に関する小冊子を作成し、自由に持ち帰ってもらう方式で配布しました。

すると相続に関して不安のあった相談者が小冊子を手に取ってくれ、後日個別の問い合わせが増えました。

 

事務所へ足を運び実際に詳しい相談を依頼するお客様も増え、相続関係の契約が増加。

相談実績をホームページに載せることでさらなる集客を成功させることができました。

 

こちらの事例はFP事務所での事例と似ています。

専門的な知識をわかりやすくイラスト付きで解説し、さらに事務所へ相談しやすいように、温かみのあるデザインで全体をまとめ上げることが小冊子作成のコツです。

 

「この事務所に相談すれば不安を解消してくれる」と思わせるような小冊子を製作しましょう。

 

少数部数からでも小冊子の印刷を承ります。格安の小冊子製作はらく楽自費出版工房まで

らく楽自費出版工房では、少数部数からでも小冊子の印刷を承っております。

 

文庫版からA5版まで同一価格で格安の印刷をご提供。

A5ワイド(149mm×211mm)からB5までのサイズにも対応しております。

 

業界屈指の低価格での印刷を実現しております。詳しくは価格表をご覧くださいませ。

 

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