投稿日:2022.07.05 / 最終更新日:2023.12.01

私家版と自費出版の違いとは?私家版の費用や出版するメリットについて解説

「本を出版する」という行為は何かとハードルの高いものにとらえられがち。

ですが、らく楽自費出版工房なら、私家版(しかばん)、私家本(しかぼん)でも格安費用で書店に並ぶ本と遜色ない美しい一冊を仕上げることが可能です。

この記事では、私家版の魅力や活用例、具体的な費用等についてご紹介します。

私家版とは? 自費出版との違い

著者が費用を負担して本を出版することを「自費出版」と呼びますが、その中でも書店などへの流通を行わない自費出版を私家版(しかばん)、私家本(しかぼん)と呼びます。

古くからある本の形態で、戦前の日本では永井荷風や谷崎潤一郎といった歴史に名を残す文豪たちが私家版での出版を行いました。

彼らが私家版にこだわったのは政府による言論の取締りからのがれるためでしたが、現在では言論の自由が認められているため、私家版は「大規模な流通を目的とせず、身の回りの人たちと一緒に楽しめればそれでいい」という方に需要のある出版方法となっています。

つまり、広いくくりの「自費出版」というカテゴリーの中に、「流通本」と「私家版・私家本」があって、流通を目的としない本を「私家版・私家本」と呼んでいます。

私家版の著作権について

著作権は、その内容がどう使われるかは関係ないので、私家版・私家本も当然ながら著作権は著者のものとなります。

制作費用を著者が負担して本が出版され、著者に納品される私家版を含む自費出版は、著作権とともに出版権(版権)も著者がその権利を持ちます。(らく楽自費出版工房の場合)

出版社を通して全国の書店に流通させる自費出版の本の著作権や出版権は、出版社との契約内容によって設定されます。

著作権など自費出版の権利関係については、誤解やトラブルのもととならないよう、出版社や自費出版サービス会社に依頼、契約する際に十分に確認しておきましょう。

こちらの記事も参考にしてください⇒【自費出版で発行した原稿の著作権は誰のもの?

 

私家版の流通経路 ―私家版で出した本は売ってもOK?―

私家版で出した本は、流通には乗らないことが大きな特徴です。

「じゃあ私家版の本は売っちゃいけないの?」と思われるかもしれませんが、私家版の本を売ることは全く問題ありません。

あくまでも「一般的な流通に乗せない」というだけなので、知人間で売買したり「文学フリマ」などの即売会イベントで販売したりすることは可能です。

最近だと「BASE」をはじめとした、機能が充実したオンラインショップ開設サービスを利用して、インターネット経由で私家版の本を販売する方も増えています。

マッサージ師の方や、整体師、鍼灸師の方などでよくされているのが、セルフケア的な内容の私家版の冊子を作って、店頭で販売する…… みたいな方法です。こういう使い方もアリです。

とはいえ、私家版の性質上、それほどたくさんの冊数を印刷することはレアケースかと思いますので、「私家版で本を作って大儲け!」というのは現実的ではありません。

私家版の販売での対価については「ちょっとでも収入が入ればラッキー」程度にとどめて考えておくのが良いでしょう。

ISBNコードは付けられる?

製本にご興味をお持ちの方は既にお気づきかもしれませんが、私家版の本は書店に流通しないように、ISBNコード(国際標準図書番号)や書籍JANコードをつけずに出版することが一般的です。

また、本にISBNコード、書籍JANコードをつけても、書店に流通しなければ私家版といえます。

らく楽自費出版工房では、ISBNコードの有無で料金が変化することはありません。ISBNコードがついていると出版物として箔がつく、見栄えが良いなど好印象を持たれることもあり、これと言ってリスクは何もないので、私家版であってもISBNコードをつけることもご提案しております。

後になって「やっぱりAmazonで販売しよう!」と思い始めることもないとは限りませんしね。

ただし、ISBNコードを付けると、定価を必ず決めないといけないのと、その本に対する窓口がISBNコードの中の「出版者コード(出版社ではなく出版者)の保有者」になります。その点を注意しなければなりません。

私家版のメリットは? 私家版で得をする本の特徴

流通には乗せず、あえて私家版という手法を選んで本を作る場合、どのようなメリットが生じるのでしょうか?

基本的に私家版での出版は個人的な趣味の色合いが強く、あまり損得を考えてやるようなものではないとも言えますが、私家版で出した本が後になって大きな利益を生み出しやすい傾向というものは存在します。

俳句・短歌や詩

文学の分野、特に俳句や詩の分野で活動されている方にとって、私家版での出版は後につながるチャンスを生み出しやすいです。

俳句や詩は小説などに比べると読者が少ない傾向にありますが、愛好者の熱量は高く、仲間たちとのつながりも深い傾向にあります。

そのため、少部数あっても、人から人へと本が渡り、話題になり、評価され、のちに気付いたら有名人になっていた…… というケースがしばしば見られるのです。

例を挙げると、第7回(2002年)の中原中也賞を受賞した日和聡子氏の『びるま』、第24回(2019年)の中原中也賞を受賞した井戸川射子氏の『する、されるユートピア』はそれぞれ私家版として世にでたものです。

お二人ともその後も作家として活動されており、日和聡子氏は2012年に野間文芸新人賞、2016年に萩原朔太郎賞を受賞され、井戸川射子氏も2021年に野間文芸新人賞を受賞されています。

俳句・川柳。短歌で私家版・私家本を制作をご希望の方は、こちらもご利用ください。→【らく楽句集歌集】

 

ポートフォリオ、作品集

フリーランスでご活躍されている方、特にカメラマンやイラストレーター、ライターなど、販売している作品やサービスをそのまま本にまとめて出版できるような方にとって、私家版のポートフォリオは営業ツールとして高い効果を発揮します。

プロを目指して大手出版社や広告代理店、デザイン会社に持ち込む際にも、クリエイターとしての信頼性を高めるアイテムとなるでしょう。

ファーストインパクトが全然違います。

 

 販促用小冊子

雑誌やWEBサイトから資料請求をした際などに企業から送られてくる小冊子も私家版の範疇に入る印刷物です。

先に掲載した内容と繋がりますが、らくらく自費出版工房を利用されたお客様の中には、ご自身が経営なされている整体院の顧客様にむけて「家で簡単にできるストレッチ方法」を小冊子にまとめて出版された方もおられました。こちらは無料で配布するパターンです。

施術後、帰り際にお渡しすることで、持続的なケアを提供でき、次回来院時に喜ばれ、顧客様との関係性や満足度の向上に役立ったとのことです。

 

以上、私家版をつくって得をする本の特徴についてまとめると、「すでに何らかのビジネスやスキル、顧客やコミュニティを有しており、本を通して活動のさらなる広がりやビジネスチャンスの獲得を見込める、といったところになります。

 

もちろん先にも触れたとおり、私家版での出版は個人的な趣味としての側面も強いものですから、流通やその後の利益の拡大などは想定せず、あくまで個人の楽しみのため、または家族や親しい友人、日ごろお世話になっている方たちなど、ごく一部の人たちに配るために写真集や絵本、自分史、小説や詩集などをごく少部数でおつくりになる方もたくさんおられます。

 

私家版の本を作る費用は?

最後に、私家版で出版を行う際の費用についてご紹介します。

私家版、私家本は自費出版と同様に、制作の費用を著者が負担して出版社や自費出版サービス会社に依頼します。

 

らく楽自費出版工房では、「業界トップクラスの低コスト」「業界トップクラスのハイパフォーマンス」を同時に実現しており、「格安で完成度の高い本作り」をご提供しております。

 

例えば、自費出版で人気の高いA5サイズの本を100ページで作った場合の参考価格をご提示します。

【らく楽自費出版工房 参考価格】

  • A5サイズ
  • 本文:100ページ
  • 表紙:カラー印刷/マットコート<180>
  • カバー:なし
  • 本文:モノクロ印刷/書籍<72.5>
  • 流通:なし
  • 装丁デザイン:弊社で作成
  • 本文データ:ワードで支給

50冊 121,000円

1冊あたり2,420円

100冊 133,000円

1冊あたり1,330円

150冊 143,000円

1冊あたり953.3円

※2023年11月1日現在の料金

(イラストの作成や見返しの有無、流通経路などのオプションによってお値段は変動します)

こちらのお見積りがどれだけ安いかというと、同条件で本をつくった場合、一般的には150000円~200000円程度が相場とされています。これだけ低いコストで本作りを行えるサービスは「らく楽自費出版工房」をおいて他にありません。私達は、日本一(?)のコストパフォーマンスをお客様にお約束いたします。

その他の数量・ページ数での金額はこちらからご覧ください⇒【らく楽自費出版工房の料金表(印刷製本、出版の費用について)

 

なぜこんなに安くできるのか?その理由と私達のこだわりについて

こちらもご覧ください⇒【らく楽自費出版工房が選ばれる5つの理由

 

まとめ

私家版の特徴や用途、実際の費用、弊社独自の強みについてご紹介させていただきました。

 

莫大な予算や製本の知識や流通の予定などがなくても、本として表現したい内容さえ持っていれば、すぐにでも出版できるのが私家版・私家本の大きな魅力です。

 

らく楽自費出版工房では紙の材質や装丁にもこだわっており、お客様の要望に合わせてクオリティの高いさまざまな本作りに対応しております。あなたの理想の一冊のため、ぜひ「らく楽自費出版工房」をご活用ください。

 

 


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