【Word】検索と置換⑧あいまい検索の使い方
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
目次
Wordの「あいまい検索」
Wordの[検索と置換]には「あいまい検索」という検索オプションがあります。
検索する語句に一致していなくても、類似している語句や表現、同義語、ひらがなと漢字・大文字と小文字といった表記違いや表記ゆれをふくめて検索できる機能です。
「あいまい検索」の場所、開き方
Windows
【ホーム】→〈編集〉→[検索]→[高度な検索…]を選択すると、[検索と置換]のダイアログボックスが表示されます。
Mac
メニューの【編集】より[検索]→[高度な検索と置換…]を選択すると、[検索と置換]のダイアログボックスが表示されます。
[検索と置換]のサイドバーを表示している場合は、歯車マークのプルダウンから[高度な検索と置換]を選択しましょう。
あいまい検索(日)とは?

[検索と置換]のダイアログボックス(Mac)
Wordの「あいまい検索(日)」は、現代国語での「表記は異なっているが音は同じ文字・記号」を区別せずに検索する機能です。チェックボックスをオンにすると、検索する語句の条件が緩和されます。(日)とは「日本語」を指します。
英字については「あいまい検索(英)」があります。
「あいまい検索(日)」の右側にある〈オプション〉をクリックすると、「区別しない文字の種類、表記」のリストが表示されます。
あいまい検索はデフォルトですべてのチェックボックスがオンになっていますが、〈オプション〉のリストから部分的にオフにすると「選択的に区別した検索」が可能です。必要に応じて活用しましょう。
今回はリストの中から次の3つを見ていきたいと思います。
- 大文字/小文字[A/a]
- かなの新字体/旧字体
- 全角文字/半角文字[A/A]
大文字/小文字[A/a]
日本語には大文字や小文字はありませんので、あいまい検索(日)の「大文字 / 小文字[A / a]」は日本語の文章中にあるアルファベット表記の語句を対象にした検索オプションです。
たとえば「Word」と「word」は大文字、小文字を区別されなくなり、どちらの表記で検索しても両方がヒットします。
英文では「god」で「God」も検索できますが、「God」だけを検索したい場合は、あいまい検索のオプションから「大文字/小文字」のチェックを外しておきましょう。
かなの新字体/旧字体
あいまい検索のオプションで「かなの新字体 / 旧字体」のチェックボックスをオンにしておくと、例えば「おとこ」で「をとこ」を検索できます。その反対でも検索可能です。
ただし、あいまい検索では「まどい」で「まどひ」を検索することができません。
その理由として、Wordが「表記の揺れ」と「活用の違い」を異なるレベルで処理しているからだと考えられます。
あいまい検索はひらがなの表記揺れにある程度は対応していますが、活用形の変化には対応していません。「まどひ」を「まどい」で検索したい場合は、ワイルドカードで指定して検索します。
ワイルドカードを用いた検索は、【Word】検索と置換⑦ワイルドカードの記号と使い方で解説しています。
全角文字/半角文字[A/A]
英数字の語句を全角と半角で表記する場合、たとえば「A4」だと(半、半)(半、全)(全、半)(全、全)の4通りあります。
これらは「A4」の表記でいずれも用いられる可能性があり、すべてを区別して検索するのは効率的ではありません。
あいまい検索では全角と半角の区別をなくして検索できます。
さらに大文字と小文字の区別もなくしてしまえば、検索対象に「a4」と入力(半角全角どちらでも可)するだけで、すべての表記を検索できます。
「こんな本にはどんな用紙がいい?」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は
電話連絡先:06-6753-9955 / 法人専用窓口:0120-264-233
(平日10:00~18:00)
またはお問合わせフォームからお気軽にお問合わせください。
印刷製本の専門スタッフがお答えしております。
冊子のジャンルから選ぶ
利用シーン、目的に合った冊子印刷の仕様を、価格例と合わせてご提案しています。
お見積り&ご注文でサイズや部数、製本方法などを変更してすぐに印刷価格がチェックできます。
製本方法から選ぶ
製本方法のメリットを活かした仕様、冊子のページ数や部数に合った仕様を格安でご提案しています。
対応サイズや用紙、印刷仕様、オプション加工、納期、価格例をご案内します。