【少ロットのモノクロ冊子】オンデマンド印刷なら安い?きれい?
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
印刷はカラーよりもモノクロ(白黒)が安くなります。
少ロットのモノクロ冊子の印刷は、ネット印刷で「オンデマンド印刷」を選べば、さらに印刷費を削減できます。
モノクロ冊子の印刷は、意外に安くできます。
印刷費の削減、印刷業務の最適化にネット印刷の活用をぜひ検討してみてください。
目次
モノクロ(白黒)印刷が安くなる理由
印刷は「カラーか、モノクロ(白黒)か」で価格に大きな差があります。
理由は、印刷工程で使うインクの種類です。
シアン、マゼンタ、イエロー、キー・プレート(黒)の4色のインクを使うカラー印刷に対し、モノクロ印刷は黒1色で刷るので、印刷会社の生産コストがぐっと下がります。
文字中心の冊子や本の印刷物でも、テキストや教科書などの教材、資料やマニュアル、広報誌、論文、一般書籍などは、モノクロ印刷でコストを抑え、さらに大部数をオフセット印刷で一度に発注して1冊あたりのコストを下げ、コストパフォーマンスの高い制作費にできます。
【安い!】モノクロ印刷でつくる問題集・テキスト シーン別おすすめ仕様3選と印刷価格シミュレーション
少部数が安いオンデマンド印刷 + 印刷コストが安いモノクロ印刷 = 印刷費を大幅削減!
では、少ロット・少部数のモノクロ印刷の印刷費を安く抑えるには、どうすればいいでしょうか。
数冊から十数部程度なら自社で印刷製本できますが、何十~百数十部となれば、プリンターやコピー機のランニングコストや印刷製本の業務負担、人件費など、社内のリソースを効率的に活用できなくなってきます。
少ロットとはいえ、負担のかかる印刷業務はネット印刷を活用した方が、安く早く、そしてきれいに仕上げることができます。
ひと昔前は、部数が少ない印刷物を印刷会社に依頼すると割高でしたが、今はデジタルデータの印刷に特化したオンデマンド印刷が登場して1冊から1冊単位で安く、早く、そしてきれいに印刷できるようになりました。
オンデマンド印刷の印刷品質は大丈夫?
白地のページに黒文字のモノクロ原稿でも、ネット印刷とプリンター、コピー機とでは印刷品質にかなり差があります。
プリンターやコピー機は「高品質」に設定にすると、問題なくきれいに印刷できますが、インクを多く使用します。また、細部ではにじんだり太ったりして、写真やフォント本来の美しさや読みやすさが損なわれがちです。「普通」の設定はインクの消費は少なく済みますが、印刷品質は簡易で精細さに欠ける印象です。
社内の会議資料や、配布書類の適していますが、対外的な書類や顧客向け冊子には物足りない品質といえます。
オンデマンド印刷はデジタルデータを高精細に印刷します。
文字の細部まで輪郭が鮮明に印刷されて、読みやすく美しい印字です。写真や図版の印刷も高画質で、モノクロ・カラーを問わず、再現度の高い印刷が可能です。オフセット印刷に比べると、安定した精緻な表現に差がありますが、モノクロ印刷ではその差は全く気にならない精度です。特に、黒文字はオフセット印刷と見分けがつかないほどで、商業書籍と同じようなきれいな仕上がりになります。
モノクロ印刷、少部数でも対外的な印刷物、顧客やユーザー向けの冊子には、ネット印刷で高品質なオンデマンド印刷で安く、きれいに仕上げた方が企業イメージ、ブランドイメージにポジティブな効果が期待できるでしょう。
プリンターのコピー用紙と、ネット印刷の上質紙の違い
ネット印刷の冊子や書籍でよく選ばれる用紙に「上質紙」があります。
コピー用紙(PPC用紙・普通紙)と同じパルプが原料ですが、上質紙は印刷機に適した表面強度と筆記適性があります。また、コピー用紙に比べると白色度も高く、コシのある質感で高級感があります。
ネット印刷、商業印刷で最も普及している上質紙は安価で、厚みの種類も多く、表紙、本文ともに使い勝手の良い用紙です。
イシダ印刷では、4種類の厚みの上質紙を取り扱っています。
上質紙70K | 厚さ約0.10mm | 本文・表紙 |
上質紙90K | 厚さ約0.13mm | 本文・表紙 |
上質紙110K | 厚さ約0.14mm | 本文・表紙 |
上質紙135K | 厚さ約0.17mm | 本文・表紙 |
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オンデマンド印刷の印刷価格 少部数のモノクロ冊子でシミュレーション
文字中心のモノクロ冊子を数十部から100部程度、ネット印刷で注文したら、印刷価格はいくらになるでしょうか。
オンデマンド印刷で、テキストや報告書、広報誌などのモノクロ印刷でよく選ばれる仕様で、シミュレーションしてみました。
【 少ロットのモノクロ冊子 オンデマンド印刷の一例(無線綴じ) 】
- サイズ : A4
- ページ数 : 50ページ
- 部数 : 100部
- 製本方法 : 無線綴じ
- 表紙 : 上質紙70K/モノクロ
- 本文 : 上質紙70K/モノクロ
- 印刷方法 : オンデマンド印刷
このような仕様なら、50ページ100冊のモノクロ冊子を1冊あたり約195.7円の予算で印刷製本ができます。
※2020年1月現在(通常価格、10%割引のPDF入稿、超ゆったりコース(10営業日))
本の綴じ方
製本方法は、多ページでも丈夫で、背表紙のある本格的な仕上がりの「無線綴じ」です。
社内資料や学習塾のテキスト、報告書など、一時的な配布から繰り返し使う長期の使用まで耐久性にも問題ありません。
自費出版の小説、自伝誌、記念誌などにも無線綴じは最適です。オンデマンド印刷の1冊からリーズナブルに印刷できるメリットが、企業や個人の書籍制作に取り組めるきっかけにもなっています。
書籍やページ数の多い文章を読み込む冊子には、上質紙よりワンランク上の書籍用紙がおすすめです。めくりやすく、目に優しい淡いクリーム色が上品で、長時間の読書にも疲れにくい特徴があります。
無線綴じより、安価でカジュアルな製本方法に「中綴じ」と「平綴じ」があります。
見開きが180度開き、軽量で持ち運びやすい中綴じは説明書やマニュアル、研修テキストなどに、平綴じはホチキスで綴じた簡易な製本方法で、企画書や会議資料、配布用アンケートなどに使われます。
【 少ロットのモノクロ冊子 オンデマンド印刷の一例 (中綴じ)】
- サイズ : B5
- ページ数 : 8ページ 12ページ
- 部数 : 10部 30部 50部
- 製本方法 : 中綴じ
- 表紙 : 上質紙70K/モノクロ
- 本文 : 上質紙70K/モノクロ
- 印刷方法 : オンデマンド印刷
*キャンペーン期間中は割引価格を表示しております。
このような仕様なら、8ページ50冊の中綴じモノクロ冊子を1冊あたり約79.9円の予算で印刷製本ができます。
※2020年1月現在(通常価格、10%割引のPDF入稿、超ゆったりコース(10営業日)
他の用紙や部数、オプションを使った料金は「3分でわかる!かんたん無料自動お見積もり&ご注文」ページからお確かめください。
サイズや用紙など、クリックして選ぶだけで自動で料金が表示されます。
- 1冊から1冊単位でご注文できます
- 最短2営業日出荷 納期が7日、10日と長いほど安い!
- 本印刷前の「先行試し刷りサービス」
- PDF入稿は10%OFF!
- 全国送料無料
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電話連絡先:06-6753-9955 / 法人専用窓口:0120-264-233
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