ソフトカバーとは?ハードカバーとの違い、印刷価格の目安
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
ソフトカバーとは?
ソフトカバーは、柔らかい紙が表紙の本のことです。ハードカバーとの違いは、表紙の作り方の違いです。
- ソフトカバー → 表紙用紙で本文用紙をくるみ、一緒に断裁。
- ハードカバー → 表紙用紙は厚みのあるボール紙に貼り付け、本文は糊や糸で綴じ、最後に本文と表紙を接着する。
上記のように、ソフトカバーはハードカバーに比べるとシンプルな作りで、制作費を格段に安く抑えることができます。
そして読み手にとっても「軽くて持ち運びしやすい」、「本文と表紙が同じ大きさなのでページが捲りやすく読みやすい」というメリットがあります。文庫本、漫画、教科書、テキスト、ビジネス本など、幅広い書籍に用いられている製本方法です。
ソフトカバー、ペーパーバック、無線綴じ、くるみ製本の違いとは?
ソフトカバーは「無線綴じ」
印刷業界では一般的にソフトカバーは無線綴じと呼ばれています。「並製本」と呼ばれることもあります。(ハードカバーは「上製本」)
無線綴じは、ホチキスや糸などを使わず特殊な糊で背を綴じる製本方法のことです。表紙で本文をくるんだ状態で背表紙の部分に糊をつけて、特殊な機械で圧着します。
しっかりとした背表紙ができ、冊子の背が平らに仕上がるので、背表紙に文字やデザインを入れることができるのが特長です。冊子がまっすぐな直方体に仕上がるので、書棚に収納したり、箱で保管する際にぴったり収まります。
無線綴じとは?特徴や冊子印刷の価格、メリット・デメリット【製本の種類その2】
無線綴じと中綴じの印刷価格を比較する
製本方法には無線綴じの他に、中綴じがあります。
束ねた紙を針金で綴じて二つ折りにする製本方法で、見開きが180度開き、軽い仕上がりになります。パンフレットや資料、取扱説明書などに採用されています。
無線綴じ冊子の印刷価格
無線綴じ(ソフトカバー)の印刷製本は安価で、たとえば、次のような文庫サイズのシンプルなモノクロの冊子を作ると、価格は以下のとおりです。
- A6 タテ
- ページ数 : 40ページ
- 綴じ方 : 無線綴じ
- 表紙 : 色上質最厚口、モノクロ
- 本文 : 上質70K、モノクロ
- 部数 : 300部
*キャンペーン期間中は割引価格を表示しております。
中綴じ冊子の印刷価格
- A6 タテ
- ページ数 : 40ページ
- 綴じ方 : 中綴じ
- 表紙 : 色上質最厚口、モノクロ
- 本文 : 上質70K、モノクロ
- 部数 : 300部
*キャンペーン期間中は割引価格を表示しております。
丈夫で本格的な仕上がりなのに、中綴じ冊子と同様に安価で作りやすいのも無線綴じ(ソフトカバー)メリットの一つです。
無線綴じと中綴じはどう違う?印刷価格や特徴を比較して使い分ける【冊子印刷】
カバーをつけて、より豪華な本に
ソフトカバーもハードカバーも、書店などで市販される書籍は外側に「カバー」がついていることが多いです。
同じ「カバー」という言葉がついているのでややこしいですが、「ブックカバー」「カバー」などと呼ばれるものは、表紙よりさらに外側にある紙を指します。冊子全体をくるんで表紙の内側に折り返す一枚の紙で、冊子の保護と、冊子の装飾性を高める役割があります。
イシダ印刷でも無線綴じ冊子にブックカバーをつけるオプション加工があります。上の画像のように、帯も付けることができます。
ブックカバーの用紙はコート紙で、PP加工もセットになっているので、冊子がぐっと丈夫で豪華な仕上がりになります。
「こんな本にはどんな用紙がいい?」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は
電話連絡先:06-6753-9955 / 法人専用窓口:0120-264-233
(平日10:00~18:00)
またはお問合わせフォームからお気軽にお問合わせください。
印刷製本の専門スタッフがお答えしております。
冊子のジャンルから選ぶ
利用シーン、目的に合った冊子印刷の仕様を、価格例と合わせてご提案しています。
お見積り&ご注文でサイズや部数、製本方法などを変更してすぐに印刷価格がチェックできます。
製本方法から選ぶ
製本方法のメリットを活かした仕様、冊子のページ数や部数に合った仕様を格安でご提案しています。
対応サイズや用紙、印刷仕様、オプション加工、納期、価格例をご案内します。