ソフトカバーとハードカバーの違いを解説。ソフトカバーならではのメリットも
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
ソフトカバーとハードカバーの違いは、表紙の作り方です。
- ソフトカバー → 表紙用紙で本文用紙をくるみ、ホチキスや糸などを使わず特殊な糊で背を綴じる製本方法。
- ハードカバー → 表紙用紙は厚みのあるボール紙に貼り付け、本文は糊や糸で綴じ、最後に本文と表紙を接着する。
ソフトカバーは、文庫本、漫画、教科書、テキスト、ビジネス本など、幅広い書籍に用いられている製本方法です。大量のページ数を綺麗にすっきり綴じられるので、論文集、資料集、追悼集、記念誌などにも向いています。
目次
ソフトカバーのメリット
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価格が安い
ソフトカバーは、ハードカバーのようにボール紙や糸を使わないシンプルな作りなので、制作費を格段に安く抑えることができます。
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軽くて持ち運びやすい
読み手にとっても、柔らかくて軽い本は持ち運びがしやすくて便利です。
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ページが捲りやすい
ハードカバーは、見栄えの問題で本文より表紙が少し大きくなるように作られていますが、ソフトカバーは本文と表紙を一緒に断裁するので同じサイズに仕上がります。その結果、ページが捲りやすくて読みやすい仕上がりになります。
ソフトカバー、ペーパーバック、無線綴じ、くるみ製本は全て同じ製本方法
ソフトカバー、ペーパーバック、無線綴じ、くるみ製本は概ね同じ製本方法を指しています。
「並製本」と呼ばれることもあります。(ハードカバーは「上製本」)
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無線綴じ、くるみ製本は「印刷業界」で使われる言葉
無線綴じは糸を使わない「無線」綴じという意味で、くるみ製本は表紙用紙で「くるむ」製本という意味です。どちらも具体的な製本方法がイメージでき、主に印刷業界で使われる用語です。
特に「無線綴じ」の使われる頻度が高く、ネット印刷では「無線綴じ冊子」が一般的な商品やカテゴリーで使われています。
印刷会社との打ち合わせや見積もりの相談でも「無線綴じ」と言えば、100%通じます。
イシダ印刷でソフトカバーを発注する際も「無線綴じ」を選択します。
(※製本代20%割引中の表記は2022/2/11現在のものです。キャンペーン開催期間のみ)
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ソフトカバーは「出版、書店」で使われる言葉
ソフトカバーは「ハードカバー」に対する言葉で、本を販売する出版社や書店で用いられている言葉です。
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ペーパーバックは主に「洋書」で使われる言葉
日本の出版業界では洋書に対して使用されることが多いです。
コンビニで売られている、いわゆる「コンビニコミック」をペーパーバックということもあります。
Amazonでは、オンデマンドで書籍を印刷するサービスも行なっていて、形式は「ペーパーバック」と表示されています。安く作れる簡易的な製本、というニュアンスがあります。
ソフトカバー、無線綴じ冊子にはカバー付きの製本、装丁がおすすめ
ソフトカバーはハードカバーに比べると価格が安く、見た目がシンプルですが、カバーと帯をつけることでぐっと本格的で豪華な仕上がりになります。
イシダ印刷では、A5縦サイズ以下の無線綴じオプション加工としてカバーと帯がつけられます。
イシダ印刷のカバーは発色のいいコート紙にラミネート加工が施されるので美しくて丈夫です。小説や自伝史、詩集、同人誌などにおすすめです。
「こんな本にはどんな用紙がいい?」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は
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