中綴じ冊子の発注方法
中綴じとは、紙を二つ折りにして真ん中を針金で留める製本方法です。パンフレットや製品カタログ、取扱説明書など、ページ数の少ない冊子に適しています。手帳サイズのコンパクトなものから大判まで制作可能です。背表紙がないので、かさばらないすっきりとした仕上がりになります。
中綴じの特長
中綴じ冊子は、背を糊で固定している無線綴じと違って、見開きがいっぱいに開けるのが大きな利点です。無線綴じの場合は、図のようにノド(綴じている方)の方がくっついて、数ミリ見えなくなります。
しかし中綴じは見開きいっぱいに開くので、紙の真ん中まで見えます。また、背表紙の出っ張りがないため、机の上に平らに広げられるので、講習会の資料、学習塾や学校のワーク、ドリル、試験問題にも適しています。
中綴じ冊子の発注方法
お見積りページの「製本方法」で「中綴じ(針金綴じ)」を選択します。その下に、綴じ方向を選ぶ項目もあるので、忘れずにチェックしましょう。
中綴じ冊子を作る際の注意点
中綴じの冊子を作る際に一番気をつけたいのはページ数です。紙を二つ折りにするので、本文は必ず4の倍数になります。原稿を作る際はページ数によく気をつけましょう。そして、ページ数が多くなって冊子が分厚くなると、きれいに綴じられないので、一番薄い上質紙を使う場合でも40ページ未満に収めましょう。厚めの紙を使う場合は、さらに少ないページ数に収めた方が無難です。
ページ順がしっかりわかるデータで入稿
中綴じは紙を二つ折りにして綴じるので、一枚の紙の中で複雑な面付けをします。しかし面付け(データの並び替え)は印刷所の方で行うので、入稿の際はページ順にしっかり連結されているPDFを入稿すれば間違いありません。wordやPowerPoint、InDesignからの書き出しなら、全ページが片ページずつ1ファイルにまとまっているPDFファイルで保存すれば問題ないです。IllustratorやPhotoshopの場合は、ノンブルをきちんと確認した上、ページ番号をファイル名につけましょう。
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