小説本を自費出版!文学フリマ・コミケで頒布するまでの流れと印刷のポイント
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
「自分の小説を本にしてみたい!」
そんな夢を形にできる場所が、文学フリマやコミックマーケット(コミケ)などの同人イベントです。
最近では、ネット印刷の普及により、少部数でも高品質な冊子を手軽に作ることができるようになりました。
今回は、はじめて小説本を出す方向けに、イベント申し込みから印刷・当日の頒布までの流れと注意点をまとめました。
目次
Step1:イベントに申し込む
まずはどのイベントに出るかを決めて申し込みをします。
主な小説系イベント
- 文学フリマ:創作系小説中心。全国で定期開催。
- コミックマーケット(コミケ):ジャンル不問。二次・創作どちらも可。倍率が高い。
- 赤ブーブー通信社主催の即売会:オールジャンル系やジャンル特化型イベントが豊富。
申し込み方法の基本
オンライン申し込みが主流(イベント専用サイトあり)
申し込み期間は3〜6か月前が一般的
ジャンルやサークルカット、頒布予定物の登録が必要
申し込みの際に、作者や作品の情報をある程度登録する必要があるので、作品がまだ仕上がっていなくても概要は決めておきましょう。
早めの申し込みが肝心です。特にコミケは抽選制なので余裕をもって準備しましょう。
Step2:原稿と装丁を決める
原稿がある程度固まったら、本の「仕様」を決めます。どんな本でも、サイズ・ページ数・製本方法・本文用紙・表紙用紙は決める必要があります。
そこからさらにブックカバーをつけたり、箔押しをしたり、オプションを足して本をお好みで豪華にしていきます。
Step3:納期の逆算とスケジュール管理
印刷には納期が必要です。とくにイベント直前は混み合うため、2週間前には入稿するのが理想です。
スケジュール例(文学フリマの場合)
タスク | 実施タイミング |
イベント申し込み | 開催の3〜4か月前 |
原稿執筆開始 | 開催の3か月前〜 |
本文&表紙デザイン完了 | 開催の1か月前 |
印刷入稿 | 開催の2〜3週間前 |
自宅または会場直送 | 開催の1週間前着指定が多い |
イシダ印刷では、オンデマンド印刷で短納期も対応可能です。しかし納期が長い方が安くなりますし、入稿ミスなどがあった場合に追加で日数がかかることもあるので、余裕を持った入稿をおすすめします。
Step5:イベント当日のディスプレイ・頒布の工夫
いよいよ当日!作品をしっかりアピールするために、スペースの演出も大切です。あらすじ・ジャンル・価格をわかりやすく記載したPOP、試し読み用の見本、お釣り・サインペン、名刺やSNSアカウントのQRコードなどを用意しておきましょう。
さらにあるといいのは、小さな無料配布の冊子です。入稿後余裕があれば、A6サイズ中綴じ8〜12Pほどの小さな冊子を作って、それを配布するのもおすすめです。無料配布なので軽くて安い色上質紙や上質紙で十分です。
まとめ
創作から製本、イベント頒布までやることは多いですが、 ネット印刷をうまく活用すれば同人活動がスムーズになります。
「こんな本にはどんな用紙がいい?」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は
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(平日10:00~18:00)
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