黒が薄いのはなぜ?印刷で起きる「黒が薄い」トラブルのデータ原因を解説
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「画面ではしっかり黒なのに、印刷するとグレーっぽい」
印刷物で非常によくある相談のひとつが、この「黒が薄い」問題です。
実はこのトラブル、多くの場合は印刷ミスではなく、データの作り方が原因です。
この記事では、印刷で黒が薄く見えてしまう代表的な原因と、その考え方を分かりやすく解説します。
原因1 K100%の黒を広い面積で使っている
印刷用データで黒を指定する際、 K100%(C0 M0 Y0 K100)を使っているケースはとても多いです。
K100%は、文字や細い線には最適ですが、背景やベタ面など広い面積に使うと、紙の白さやインクの特性により、思ったよりも薄く、グレー寄りに見えることがあります。
これは印刷の仕様上、避けられない現象で、「黒=必ず真っ黒に出る」というわけではありません。広い面積の黒ベタを印象的に見せたい時は、リッチブラックを使ってみましょう。
リッチブラックとは、KだけでなくCMYを少量加えた黒のことです。
例えば
C30 M30 Y30 K100
のような設定にすると、K100%単色よりも、深みのある黒になります。
原因2 RGBの黒のまま印刷用に変換されている
デザインデータがRGBのままPDF化されている場合も注意が必要です。
RGBの黒(R0 G0 B0)は、印刷時にCMYKへ自動変換されますが、その際にCやM、Yが混ざったグレー寄りの黒に変換されることがあります。
特にIllustratorやPhotoshopで意図せずカラーモードがRGBのままになっていると、「黒を指定したはずなのに薄い」という結果につながりやすくなります。
RGB全て0%の黒をCMYKにそのまま変換すると、Illustrator上の見た目はほとんどが割りませんが、以下の画像のようにK80%しかないので、真っ黒に印刷されない可能性があります。

原因3 透明効果や画像の影響で黒が変わっている
黒いオブジェクトに透明効果や画像が重なっている場合、見た目は黒でも、実際の数値はK100%ではないことがあります。別の色が重なっていないか、不透明度が変更されていないか、よく確認しましょう。
まとめ
印刷で黒をきれいに出すためには、デザイン段階で「どこに使う黒か」を意識することが重要です。
文字や細線はK100%、広い面積や背景はリッチブラック、RGBのまま入稿しない、透明効果に気をつける。
こうした基本を押さえるだけで、「黒が薄い」というトラブルは大きく減らせます。
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