A4×無線綴じ冊子をネット印刷で頼むときのポイントと活用例
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
「会社案内をきれいにまとめたい」「卒業制作を冊子にして残したい」「展示会で配る資料を、ちょっと本っぽくしたい」というときにぴったりなのが、A4サイズ×無線綴じの冊子印刷です。
しかしいざネット印刷で頼もうとすると「用紙ってどれを選べばいいの?」 「背表紙って自動でつくの?」「そもそもデータどうすればいいの?」などと、戸惑うポイントがあります。
この記事では、ネット印刷でA4無線綴じ冊子を注文するときのポイントと、実際の活用例を一挙にご紹介します。
目次
そもそも無線綴じ冊子とは?
無線綴じは、ページの束を糊で固めて背をつける製本方式です。雑誌や文庫本のような仕上がりになるので、ホチキス留めではない、本らしい冊子を作りたい」人に人気です。A4サイズなら、読みやすさと情報量のバランスもちょうどよく、幅広い用途に対応できます。
ネット印刷で注文するときのポイント
1.ページ数を把握する
ページ数を把握しないと見積もりがとれないので、ネット印刷の業者を検討する時点で最終的なページ数が見えていることが大事です。また表紙の裏(表2、表3)を印刷して本文の始まりにするのか、白紙のままにするのかでページ数の数え方が変わるので注意しましょう。
表紙印刷のパターンは表1表4/モノクロorカラー、表2表3/モノクロorカラーor印刷なしから選べます。
2.表紙と本文の用紙を選ぶ
用紙のラインナップはネット印刷会社によって違いますが、仕上がりのイメージをなんとなく持っておくと用紙選びがスムーズです。
本文用紙として最も安価でポピュラーなのが上質紙で文字主体の冊子なら上質紙一択です。小説や詩集など世界観を大事にしたい冊子の場合は、書籍用紙なども良く選ばれます。カラー印刷向けなのはコート紙、マットコート紙です。
表紙は写真やイラストを印刷したいならコート紙やアート紙を使い、これといって使いたいビジュアルがない場合は色上質紙や、レザックなどの柄のついたファンシーペーパーを使うといいでしょう。
3. 表紙デザインには“背表紙”を忘れずに
無線綴じの場合、背表紙の制作も必要です。背表紙はページ数と紙の厚みに応じて背幅が決まります。イシダ印刷では、背幅の計算ツールも用意されているのでページ数と使用する用紙が決まれば背表紙のサイズもわかります。
背表紙の作り方について、詳しくはこちらもご覧ください。
A4無線綴じ冊子の活用例いろいろ
- 教育・研究系:研究発表・卒業論文・報告書
上質紙にモノクロ印刷でコストを抑えつつ読みやすく。見た目も「ちゃんとしてる」印象に。 - クリエイティブ:ポートフォリオ・写真集・ZINE
マットコート紙やコート紙など、発色のいい紙を使用すると立派なアートブックも作れます。 - ビジネス用途:会社案内・サービス資料・提案書
見開きの構成を考えてダイナミックなデザインで作ると、プレゼンや商談でも生きる重要な営業ツールになります。
まとめ
ネット印刷で冊子を作るのは、ハードルが高そうで意外と簡単です。 A4×無線綴じという定番の組み合わせに、ちょっとした工夫を加えれば、印象に残る一冊ができあがります。
「こんな本にはどんな用紙がいい?」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は
電話連絡先:06-6753-9955 / 法人専用窓口:0120-264-233
(平日10:00~18:00)
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