Canvaで冊子デザイン!テンプレート選びとカスタマイズのコツ
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
Canvaは、誰でも簡単にデザインを作成できるツールとして多くの支持を集めています。特に冊子デザインでは、豊富なテンプレートを活用しながら、自分の目的に合ったデザインにカスタマイズすることがポイントです。本記事では、Canvaを使ったテンプレート選びのコツや、デザインを効果的に調整する方法を解説します。
目次
目的に応じたテンプレート選びのポイント
Canvaには膨大な数のテンプレートが用意されていますが、冊子に適したテンプレートを選ぶにはいくつかのポイントがあります。
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テンプレートの多いサイズを選ぶ
「検索バー」で「冊子」や「ブックレット」と入力して、目的に合ったサイズも一緒に入力してテンプレートを探しましょう。冊子用のデザインで、最もテンプレート数が多いのはA4です。A4サイズは冊子印刷で最もポピュラーなサイズでもあるので、A4を選んでおけば一番手間がかかりません。
サイズはテンプレートの名前の下に小さなグレーの文字で記載されています。
有料プランに入れば、テンプレートをリサイズする機能が使えます。
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目的に応じたデザインを選ぶ
冊子の用途に応じてテンプレートを選びます。
例えば
会社案内:洗練されたシンプルなデザイン
製品カタログ:写真を大きく配置できるデザイン
イベントプログラム:セクションごとに分かれた構成
テンプレートは表紙だけでなく中ページも数パターン用意されているので、自分が作りたい内容となるべく近い構成のものを選ぶと、後の作業が楽になります。テンプレート紹介ページの下の部分を見て、どんなレイアウトのページが用意されているのかチェックしましょう。
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キーワードで探す
テンプレートは、左端の「テンプレート」タブからジャンルごとに探していくこともできます。しかしこの方法だとかなり用途が限られていますし、表示されるデザインも膨大です。自分の求めるイメージがしっかり決まっている場合は、一番上の検索窓にキーワードを打ち込んでいくのが一番早いです。
テンプレートの効果的なカスタマイズ方法
テンプレートはそのままでも使用できますが、目的やブランドに合ったカスタマイズを加えることで、より魅力的な冊子に仕上がります。
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色の変更
ブランドカラーや冊子のテーマに合わせてカラーパレットを調整しましょう。文字でも写真でも背景でも、何かをクリックすると色やスタイルを変更できるツールバーが画面上に表示されます。
色の丸をクリックすると、「カラー」の編集ダイアログが出てくるので、色を自由に変更できます。カラーパレットを編集して、あらかじめテーマカラーを3〜6色くらい決めておくと作業がスムーズです。
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フォントの統一
フォントはデザイン全体の印象を大きく左右します。見出し用と本文用のフォントを決め、統一感を持たせることが大切です。
見出し:目を引くフォントを選ぶ
本文:読みやすさを重視したフォントを選ぶフォントの変更方法は簡単で、変えたいテキストをクリックし、上部に出てきた編集バーから左端のフォント名のボックスをクリックします。(この画像の場合は「はんなり明朝」)
すると「フォント」ダイアログが現れて、好きなフォントに変更可能です。
ただフォントを変更するだけだと、一箇所しか変わりません。
「すべて変更」をクリックすることで、テンプレートで使用しているフォントが全て置き換わるので便利です。デザインで使われているフォントがあまりにも多いと雑多な印象を与えてしまうので、テンプレートでフォントを変更する際は基本的に「すべて変更」をクリックしましょう。
ページ構成の調整
テンプレートに足りないページを追加したり、不要なページを削除したりすることで、冊子全体の構成を整えます。ページごとのテーマを意識しながら情報を整理しましょう。
ページを足したり移動したりする作業は、レイアウトの右上のボタンを操作して行います。ページを移動したり複製したり、削除したり、空白ページを挿入したりできます。
デザインが完成したら、以下の点を最終確認しましょう。
フォントサイズと読みやすさ:全ページでフォントサイズが適切であるか確認します。
全体の統一感:色、フォント、余白など、全ページで統一されているか確認しましょう。
Canvaのテンプレートを上手に活用し、目的に合わせてカスタマイズすることで、効果的な冊子デザインを作成できます。テンプレート選びの段階で方向性をしっかりと決めることが、全体のクオリティ向上につながります。
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