パンフレット・カタログの印刷価格 安い~高い3タイプを比較
パンフレットやカタログは、写真を効果的にレイアウトして、商品やサービスをよりわかりやすく魅力的に紹介するツールです。
印刷する予算や掲載内容に合わせて、フルカラーやモノクロ(白黒)かを決めますが、基本的に印刷はカラー印刷が高く、モノクロ印刷は安くなります。パンフレット、カタログの印刷価格がどれくらいになるか、目安をお伝えします。
※印刷価格はすべてイシダ印刷の2020年9月現在の通常価格です(税込、送料無料)
目次
写真印刷に適したコート紙、マットコート紙
写真を多く印刷するパンフレットやカタログの紙は、塗工紙のコート紙やマットコート紙がおすすめです。
コート紙、マットコート紙はその名の通り紙の表面にコーティングが施されています。コピー用紙やノートの紙として一般的な上質紙に比べると密度が高く、しっかりした質感のコシのある紙です。カラーの発色が良く、写真の再現性に優れます。
薄いものから厚いものまで幅広く流通していて、チラシ・週刊誌・ファッション雑誌・ポスターなどあらゆる印刷物で利用されています。
マットコート紙はコート紙とほとんど同じ成分ですが、表面に細かなエンボス加工が施されていて、光沢感が抑えられています。コート紙よりも上品でナチュラルな質感になります。価格もほぼ変わらないので、あまりぎらぎらした印象にしたくないパンフレット、カタログにはマットコート紙を使います。
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【スタンダード】フルカラーの薄型タイプ
通販カタログのように薄い紙で軽く仕上げるなら、表紙に薄めのコート紙90Kを使います。40ページ以下の内容で中綴じ製本、本文は上質紙にすれば冊子そのものも薄くなります。コンパクトに仕上げる利点は、手に取る方の負担にならずカバンの中で邪魔になりにくい、配送コストを抑えられる、店頭やラックでかさばらないことです。
A4サイズのフルカラー冊子をコート紙と上質紙で作った場合、300部なら1冊あたり368.6円、合計110,590円になります。
- サイズ : A4
- 部数 : 100部 300部 500部
- 本文ページ数 : 32ページ
- 製本方法 : 中綴じ
- 表紙 : コート紙90K/カラー
- 本文 : 上質紙70K/カラー
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【高め】フルカラー豪華タイプ
次に存在感のある、特別な印象を持たせたいパンフレットの価格を見てみましょう。
こちらも本文用紙はコシのあるコート紙を使い、薄めの90Kにします。コート紙90Kは裏移りしないしっかりした厚み、めくりやすさを両立した、ちょうどいい厚さの紙です。表紙は本文に合わせて重厚感のあるコート紙135Kにします。
上品な印象のマットコート紙を使うとギフトやブライダル、アパレルにも適したオシャレな印象に仕上がります。
同じようにA4サイズのフルカラー冊子をマットコート紙で作ると、300部なら1冊あたり378.3円、合計113,513円になります。
先ほどより価格が高くなりますが、商品やブランドのイメージ、ユーザーの持つ印象に高級感が求められるパンフレットや、ヴィジュアルを重視するパンフレットでは全ページ塗工紙が主流となっています。
- サイズ : A4
- 部数 : 100部 300部 500部
- 本文ページ数 : 32ページ
- 製本方法 : 中綴じ
- 表紙 : マットコート紙135K/カラー
- 本文 : マットコート紙90K/カラー
- PDF入稿(10%OFF)
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【最も安い】モノクロのシンプルタイプ
印刷価格を安く抑えるなら、上質紙を使ったモノクロ印刷が効果的です。
工業製品、専門的な機材などフルカラーでデザイン性を訴求する必要のない商品案内は、モノクロ写真でも問題なく内容を伝えられます。
例えば、取扱説明書のように上質紙を使ったモノクロ印刷で中綴じ冊子でカタログを作るとしたら、300部なら1冊あたり87.9円、合計26,398円になります。
リーズナブルなモノクロ印刷、大部数印刷に適したオフセット印刷で、大幅にコストを抑えることができます。モノクロ印刷だからといってが印刷が荒いことはありません。滑らかな印字で読みやすく、安定した品質で印刷されます。
- サイズ : A4
- 部数 : 100部 300部 500部
- 本文ページ数 : 32ページ
- 製本方法 : 中綴じ
- 表紙 : 上質紙90K/モノクロ
- 本文 : 上質紙70K/モノクロ
- PDF入稿(10%OFF)
*キャンペーン期間中は割引価格を表示しております。
今回は中綴じ製本で印刷価格をシミュレーションしましたが、ページ数の多いパンフレット、カタログは背表紙のある無線綴じで製本されます。
また、全ページフルカラー印刷は印刷価格が高くなりますが、一部のページをカラー印刷に指定するカラー・モノクロ混在印刷はフルカラーに比べて半額近くまで安くなることもあり、とてもお得です。
写真やイラストが数ページあり、他は文字中心のカタログなどはカラー・モノクロ混在印刷を利用すると良いでしょう。
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