フランス製本とは、無線綴じの表1と表4にそれぞれ「折り返し」が付いた製本のことです。見た目はブックカバーに似ていますが、ブックカバーのように外れません。

折り返しを開くと、通常の2倍近い大きさの表紙になります。表1から表4にかけて連続した横長の絵柄を印刷したり、折り返しに作者紹介やあらすじをのせたりと、表紙で伝えられる情報も2倍になります。

フランス表紙を扱う印刷所はどんなところ？

無線綴じ、中綴じなどはだいたいどこの印刷所でも作れますが、フランス表紙を常に取り扱っている印刷所は決して多くないです。

ネット印刷会社は定番のセット商品だけを制作しているところも多く、特殊な装丁を請け負ってくれない場合もあります。

無線綴じを作れる設備があれば制作可能な装丁ですが、専用ラインを設置したり、表紙を折り込む作業が発生したりするので、余裕のない印刷所には断られるかもしれません。

同人誌専門の小～中規模の印刷所ではフランス表紙を取り扱っているところがいくつかあります。

フランス表紙はクラシカルで優雅な印象の個性的な装丁なので、デザインにこだわる個人出版の世界では一定の人気があります。

凝った装丁を提案してくれる印刷所もありますが、イベントに詳しくない方は専門用語に困惑することもあるかもしれません。

また、繁忙期に重なってしまうと料金が割増になる可能性もあります。

 

イシダ印刷は同人誌や自費出版などの個人出版から、ビジネス、教育分野など様々な商業印刷を請け負っているので、ジャンルは気にすることはありません。気兼ねなくご相談ください。

フランス表紙（がんだれ表紙）におすすめの紙

 

フランス表紙は高い？

通常のシンプルな無線綴じよりは費用はかかり場合がございます。

部数や用紙によって費用は変わるので、まずはお見積もりをご依頼してください。

※フランス製本については、通常のお見積もりページとは別の窓口で承っています。  
ご相談は下記よりご連絡くださいますようお願い申し上げます。

※2023年3月現在、受付を停止しております。

• ダイレクト見積もり（弊社代表石田の直接対応）
• 法人のお客様専用お問合せ窓口

 

フランス製本（雁垂れ（がんだれ）製本）