横棒記号の長さ、表示位置を比較する(ハイフンやマイナス、ダッシュなど)
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
長音記号やハイフン、ダッシュと横棒記号のバリエーションはさまざまですが、それらはどのくらい似ていてどのくらい違うのでしょうか。
この記事では、よく似ている6つの横棒記号を比較してみました。紛らわしい横棒の違いが分かればもう迷うことはありません。
目次
横棒の記号は環境によって見た目が違う
横棒の記号を比較する前に、注意点があります。記号の形状や長さはフォントや環境によって変化します。
とくに日本語組版の全角グリッドで表示される「長音記号( ー )」や「ホリゾンタルバー( ― )」は、「ハイフン( – )」や「エムダッシュ( — )」などの半角記号と単純に比較することができません。
たとえば「ホリゾンタルバー」は、Wordでは「エムダッシュ」より長く、Illustratorではその逆になるようです。
しかし、その他の記号については、ほとんどの環境で本記事のような違いがあると思われますので、大体のイメージがつかめるでしょう。
横棒の記号6種類の長さを比較
まずは横棒6種類の入力方法と使い分け(ハイフンやマイナス、ダッシュなど)で紹介した6つの横棒「長音記号( ー )」「ハイフン( – )」「マイナス( - )」「en dash/エヌ、エン・ダッシュ( – )「em dash/エム・ダッシュ( — )」「ホリゾンタルバー( ― )」を短い順番に並べてみましょう。
それぞれの文字、記号をすべて同じサイズで統一し、Unicodeで入力しています。

ハイフンからemダッシュまですべて長さが異なっています。同じ長さの横棒はありません。
enダッシュとemダッシュの由来「N」と「M」の横幅はどっちが長い?
「enダッシュ」と「emダッシュ」の長さの差は、「N」と「M」の横幅の差になっているらしいのですが本当でしょうか?気になる方のために確認してみます。

上図の通り、フォントによって判定が異なる点も考慮して、enダッシュと「N」、emダッシュと「M」は概ね同じ横幅になっていると思われます。
横棒の記号6種類が表示される位置を比較
横棒の記号の違いは長さだけでなく、画面に表示される位置(上下、左右)が微妙に異なっていることに気がついている方も多いでしょう。
それぞれの横棒が全角グリッド上のどのあたりに配置されるかを表したものが次の図になります。

ほとんどが異なる高さに表示されています。
横棒は長短の違いだけでなく、上下左右の表示位置でも区別がつけられているようです。
enダッシュとemダッシュ、2つの「ダッシュ」は同じ高さにありますが、環境や入力によってわずかに上下することがあります。
ハイフンはマイナスの代用として使用されることがありますが、両者の長さ太さ、表示位置はかなり違います。
このように違いや使いどころを知っていれば、適当な横棒入力から卒業できるかもしれません。横棒の入力方法・使用場面については横棒6種類の入力方法と使い分け(ハイフンやマイナス、ダッシュなど)をご覧ください。
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