CanvaとCanva Proの違い|印刷・入稿で便利になるポイントも解説
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
Canvaには、無料で使えるCanva Freeと、有料のCanva Proがあります。どちらも基本の編集画面は共通ですが、使える素材や時短機能、ブランド管理、印刷向けの書き出し機能に違いがあります。
ここでは、両プランの違いを整理し、冊子やチラシなどの印刷データを作る場合にCanva Proが便利になるポイントを解説します。機能や料金は変更されることがあるため、契約前にはCanva公式の料金・機能比較も確認してください。
無料のCanvaでも基本的なデザインはできる
Canva Freeでも、テンプレートを使ったレイアウト、文字や図形の編集、写真のアップロード、複数ページの作成、PDFの書き出しなど、デザイン制作に必要な基本機能を利用できます。
SNS画像やスライドだけでなく、仕様を正しく設定すれば印刷用データも作成できます。手持ちの画像を使う場合は、先にCanvaへ画像をアップロードする方法も確認しておくとスムーズです。
「無料版では印刷物を作れない」ということではありません。制作頻度や必要な機能に対して、Proの時短効果や管理機能が必要かどうかで選ぶのがポイントです。
Canva FreeとCanva Proの主な違い
| 機能・項目 | Canva Free | Canva Pro |
|---|---|---|
| 基本編集・テンプレート | 基本機能と無料テンプレートを利用可能 | 基本機能に加え、より多くのプレミアムテンプレートを利用可能 |
| 写真・動画・グラフィック | 無料素材を利用可能。Pro素材には制限あり | プレミアム素材を含むライブラリーを利用可能 |
| 背景リムーバ | 利用制限あり | 利用可能 |
| リサイズ/Magic Switch | 利用制限あり | 用途別サイズへの展開に利用可能 |
| ブランドキット | 登録できる内容と数に制限あり | 複数ブランドの色・ロゴ・フォントを管理可能 |
| CMYKでのPDF書き出し | 利用制限あり | 印刷向けのCMYK書き出しを利用可能 |
| クラウドストレージ | 5GB | 100GB |
| 料金 | 無料 | 有料。料金は契約形態・地域などで異なる |
※上表は2026年9月10日時点で確認した内容です。機能名、提供範囲、容量、料金は変更される場合があります。
印刷・入稿でCanva Proが便利になる4つのポイント
1.CMYKでPDFを書き出せる
画面表示はRGB、一般的なカラー印刷はCMYKを基準に扱うため、変換時に色味が変わることがあります。Canva Proでは、印刷向けPDFをCMYKで書き出せるため、RGBのまま渡して印刷会社側で変換する場合よりも、制作者側で仕上がりを確認しやすくなります。
ただし、CMYKを選べば画面と印刷物の色が完全に一致するわけではありません。鮮やかな青・緑・蛍光色のようにCMYKで再現しにくい色もあります。最終的には入稿先の指定を優先してください。PDFの具体的な書き出し手順は、Canvaで印刷用PDFを書き出す方法と入稿時の注意点で詳しく解説しています。
2.リサイズ/Magic Switchで別サイズへ展開しやすい
同じデザインをA4チラシ、SNS告知画像、別判型の案内物などに展開するとき、Canva Proのリサイズ機能を使うと複製とサイズ変更を効率化できます。
ただし、縦横比が変わると文字の折り返しや写真のトリミングも変わります。自動変換後は、仕上がりサイズ、塗り足し、余白、文字切れ、画像の位置をページごとに確認してください。
3.ブランドキットで色・フォント・ロゴをそろえやすい
定期刊行物や社内報、商品パンフレットでは、号ごと・ページごとに色や書体がぶれると統一感が損なわれます。ブランドキットにブランドカラー、フォント、ロゴを登録しておけば、複数のデザインで同じ設定を呼び出せます。
ブランドカラーは画面上の色指定だけで判断せず、印刷物の見本や入稿先のカラールールと照合しましょう。使用フォントにライセンスや埋め込み上の制約がないかも確認が必要です。
4.プレミアム素材と背景リムーバを使える
プレミアム写真・イラスト・テンプレートを利用できると、素材探しの時間を短縮できます。背景リムーバは、商品写真や人物写真を切り抜いて表紙へ配置するときに便利です。
一方で、素材が使えることと、あらゆる用途で無条件に使えることは同じではありません。加工の可否、商用利用、ロゴ・商標への利用などはCanvaのライセンスを確認してください。無料素材を使う場合の注意点はCanvaで使用するフリー素材についての解説も参考にしてください。
Canva FreeとCanva Pro、どちらを選ぶ?
Canva Freeから始めやすいケース
- デザイン制作はたまに行う程度
- 手持ちの写真や無料素材が中心
- サイズ違いの展開が少ない
- 印刷会社側でRGBからCMYKへの変換に対応してもらえる
Canva Proが向いているケース
- 印刷物を定期的に作成する
- CMYKでPDFを書き出して入稿したい
- 複数サイズへ同じデザインを展開したい
- ブランドカラー、ロゴ、フォントをそろえて運用したい
- プレミアム素材や背景リムーバを頻繁に使う
まずCanva Freeで編集操作と制作フローを確認し、必要な機能が明確になった段階でProへ切り替える方法もあります。無料・有料のどちらを使う場合も、入稿先の仕様に合う仕上がりサイズとPDF設定で作成することが大切です。
まとめ
Canva Freeでも印刷用デザインは作れますが、Canva ProにはCMYK PDF、リサイズ/Magic Switch、ブランドキット、背景リムーバ、プレミアム素材など、印刷物を継続して制作するときに役立つ機能があります。
必要な機能、制作頻度、素材の使い方、入稿先の指定を確認して、自分の制作フローに合うプランを選びましょう。
【関連記事】Canva初心者のための、印刷用PDFの書き出し方と入稿時の注意点
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