会議資料やプレゼン資料など、PowerPointで作成する方はかなり多いでしょう。特別なデザインソフトを使わなくてもパッと目を引くデザインが作れて、PDFに書き出せばそのまま入稿データにできるのがPowerPointの強みです。

ただし、もともと印刷用のツールではないため、印刷に適したデータを作るには少々工夫が必要です。

 

サイズを確認する方法

そもそも今扱っているデータのサイズはどのくらいなのか？

確認するにはまず「ページ設定」をクリックします。

PowerPointでデフォルトで新規書類を作成する場合、モニターでのプレゼンテーションに適した16:9のサイズに設定された「ワイド画面」というサイズになっています。

33.87cm x 19.05 cmは、A4より横幅が大きくて縦幅が小さいサイズです。

このまま印刷すると、A4より7cm近く横幅が長いので、かなりかさばる印象です。

イシダ印刷の場合はカスタムサイズでの印刷も承っていますが、コンマミリ単位は指定できませんし、規格サイズではないため割高になってしまいます。

横型の書類ならA4かB5あたりで作るのをおすすめします。

 

サイズを設定する

このまま「ページ設定」でサイズを入力すれば、自動的にページのサイズが変更されます。

その際、コンテンツをページのサイズに自動的に合わせてくれる機能もありますが、大抵どこかがずれてしまうので、隅々まで目で確認して細かく修正しましょう、

 

A4がA4ではない？

「ページ設定」の「サイズ」でA4をクリックすると、名前にはきちんと「A4 210 x297 mm」と記載されているのに、何故だか実寸は275,2 x 190.5 mmという中途半端なサイズで書類が作成されてしまいます。

A4サイズは「297 x 210 mm」です。

よく使うサイズなので、暗記してしまいましょう。

 

「ユーザー設定」をクリックし、正しい幅と高さを入力します。

 

画面いっぱいに色や写真を敷いたり、飾りをつける「断ち切りデザイン」のページが1枚でも入る場合は、四方3mmの塗り足しをつけたサイズで作ります。

 

 

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