【InDesign】テキスト流し込みとページ自動追加で空ページを出さない3つのクリック方法
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
【InDesign】親ページにテキストフレームを作成、連結するでは、親ページにテキストフレームを作成し、すべてのドキュメントページへ一括でテキストを流し込む方法を紹介しました。
ところが、テキストを流し込んだ後、最終ページまで確認すると何も入っていない空ページが余っていることがあります。

この記事では、空ページが生まれる原因と、それを防ぐ流し込み方を解説します。
スマートテキストのリフロー処理
InDesignには「スマートテキストのリフロー処理」という機能があります。
オンにしておくと、配置したテキスト量の増減に合わせて、必要なページを自動で追加・削除してくれます。
まずは、現在の設定を確認しましょう。設定は【InDesign】(Windowsは【編集】)→[環境設定]→[テキスト]にあります。

例として、6ページの見開きで作成したドキュメントの親ページにテキストフレームを作り、テキストを配置します。

1ページ目のフレームに通常のクリックでテキスト流し込むと、

最初に作成しておいた②〜⑥ページが使われていません。

このときのページ構成は、次のようになっています。
| ① → 新規追加ページ → ②〜⑥ |
ページ①と②の間に新しいページが次々と挿入され、テキストは既存ページに割り込む形で流れています。その結果、もとの②〜⑥ページが空のまま後ろへ押し出されてしまうわけです。
では、既存ページを使用して、不要な空ページを出さないためにはどうすればよいのでしょうか。
[Shift]+クリック
テキスト付きカーソルの状態で[Shift]キーを押しながらフレームをクリックすると、既存ページのフレームにも順にテキストが流し込まれます。
![[Shift]キーを押しながら、フレームをクリックする](https://www.lowcost-print.com/wp-content/uploads/2026/10/06-4.jpg)
[Shift]キーを押すとカーソルのアイコンが変わるので、その状態でクリックします。
![[Shift]キーを押すとカーソルのアイコンが変わります](https://www.lowcost-print.com/wp-content/uploads/2026/10/07-3.jpg)
既存ページのフレームにもテキストが流れ、空ページがなくなりました。足りない分のページは、この方法でも自動で追加されます。

一方、ページを自動で増やしてほしくない場面では、次の操作を使います。
[Shift]+[Opition]+クリック
既存ページのフレームだけにテキストを流し込み、収まりきらなかった分があってもページは自動追加されません。Windowsでは[Shift]+[Alt]+クリックです。
Shift+Optionでアイコンが変化します。
![[Shift]+[Opition]+クリック](https://www.lowcost-print.com/wp-content/uploads/2026/10/09-2.jpg)
最初に作成した6ページだけにテキストが流し込まれ、ページ追加はされず、ページ数は変わりません。

オーバーセットテキストはPDF出力、印刷されない
ページ数があらかじめ決まっている冊子では便利な方法ですが、収まりきらなかったテキストはオーバーセット(溢れ)として残ります。
そのままPDFに書き出すと、収まりきらなかった文字は出力・印刷されないため、入稿前にアウトポートの赤いプラスマークが出ていないかプリフライトも活用して確認しておきましょう。
InDesignの流し込みの仕組みは一通りではありません。
ほかにも関連する設定項目が多く、ひとつの現象の裏に複数の仕組みが重なっていることもあります。基本となる操作と設定を押さえておけば、思いどおりにならないときも原因の見当をつけやすくなります。
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